本文へ移動

形状記憶合金

形状記憶合金 ページをご覧いただき誠に有難うございます
当社では携帯電話のアンテナ加工からスタートし、コイルバネ、釣り具、メガネ部品、装飾部品、医療機器部品等多くの形状記憶合金の製造に携わっております
複雑な形状や精密な製作実績も御座いますので是非一度ご相談ください
 
形状記憶合金ばね利用用途
混合栓・熱水カット弁・流量調整弁・住宅換気口・炊飯器・コーヒーメーカー 他


※画像をクリックすると拡大できます
画像をクリックすると拡大します
画像をクリックすると拡大します

形状記憶合金とは?

ある温度以下で変形させても、加熱するだけで元の形状に戻ってしまう金属を形状記憶合金と呼び
 この現象を
形状記憶効果と呼んでます。また、変形後に力を解除すると瞬時に元の形状に戻る現象を超弾性効果と呼んでおります。

形状記憶効果
形状記憶効果という不思議な現象は結晶構造と大きな関係があります。Ni-Ti合金の場合、高温では母相(オーステナイト)と呼ばれる結晶構造をとります。これを冷却するとある温度を境にして低温側ではマルテンサイト相に変態します。マルテンサイト相は、外部から力を加えて容易に変形させることが出来ます。変形すると結晶構造は変形双晶マルテンサイトに変わり、これを加熱した時に母相(オーステナイト)への変態に伴って変形前の形状に戻ります


 超弾性効果

母相(オーステナイト)の状態で応力を加えた場合も、母相からマルテンサイト相が現れ(応力誘起マルテンサイト)、応力を除去する事で元の母相(オーステナイト)に戻ります。この為、塑性変形せずにゴムのように大きな伸び縮みをする性質を持つ事になります。

形状記憶合金バネの製造

形状記憶合金ワイヤーのコイルバネ製造では使用用途に応じ適切な加工方法にて製造をおこなっておりロット毎での温度‐荷重特性測定試験機を使った温度‐荷重特性曲線図により仕様に適した
品質管理をおこなっております

コイリング可能線径 : φ0.1〜φ2.6mm
 

形状記憶合金ばね
温度‐荷重特性測定試験機
形状記憶合金ばねの利用形態
形状記憶合金ばね単体で安定した二方向性記憶効果を取り出すのは非常に難しく一方向の記憶効果をバイアス力によって二方向動作に変える方法が一般的です
 低温の時
 SMAばねとBiasばねの関係
   高温の時

株式会社サガミ
〒230-0011
神奈川県横浜市鶴見区上末吉
3丁目3番30号
TEL.045-582-2601
 FAX.045-575-5962


1.形状記憶合金の製造
2.小型遠心分離機製造


■医療機器製造販売業 14B3X00011
■医療機器製造業 14BZ005054



TOPへ戻る